外出先のコンビニ等で、仕事に関する書類を急遽コピーする事もあります。コピー代に掛かる金額は、比較的少額なためついつい見逃してしまいがちです。
しっかりと処理をしたら、このコピー代も経費として計上する事が出来ます。
コンビニ等でコピーした費用は、どのような勘定科目を使用して記帳したらいいでしょうか?
そこで、コピー代の勘定科目と記帳の仕方について解説します。
コピー代は消耗品費か事務用消耗品費の勘定科目を使用
コンビニ等でコピーを行い、その代金を支払った場合は、「消耗品費」もしくは「事務用消耗品費」の勘定科目を使用して記帳します。
特別な決まりはありませんが、会社の勘定科目の決め方に従い、個人事業の場合は一度決めたルールに沿って、記帳していく事の方が重要です。(継続性の原則)
記帳の仕方で、「消耗品費」と「事務用消耗品費」とに区別して記帳している場合には、コピー代は「事務用消耗品費」に記帳したらいいです。
もちろん、「消耗品費」と「事務用消耗品費」と区別していなく「消耗品費」しか勘定科目が無い場合は、「消耗品費」に記帳したらいいです。
金額が少額な場合、「雑費」として記帳したいところですが、「雑費」という勘定科目はなるべく使用しない方がいいです。
雑費の勘定科目の金額が大きくなってくると、きちんと仕訳を行っていない事を税務署に疑われ、後にチェックが入る事があります。
コピー代の仕訳例
外出先のコンビニでA4コピーを10枚し、その代金としてコピー代を現金で100円支払った場合。
借方 | 金額 | 貸方 | 金額 |
事務用消耗品費 (もしくは、消耗品費) | 100 | 現金 | 100 |
まとめ
外出先のコンビニ等で、急遽仕事に関する書類をコピーする事もあります。
コピー代に掛かる金額は、比較的少額なためついつい見逃してしまいがちですが、しっかりと処理をしたら、このコピー代も経費として計上する事が出来ます。
また、少額なコピー代も積もり積もると、結構な金額になる事もあります。
コピー代は、「事務用消耗品費」もしくは「消耗品費」の勘定科目で記帳するようにしたらいいです。
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