起業して、すぐに新聞広告を出して失敗した話!

起業後新聞広告を出して失敗した話 体験・経験・失敗談

こんにちは、ビジブーです。
起業すると営業の電話が掛かってきますが、相手もビジネスのために電話を掛けてきています。言葉巧みに誘導されて、何も考えずにOKを出してしまうと大きな失敗をしてしまいます。

そんな、自分の恥ずかしい起業後、すぐに新聞広告を出して失敗した話です。

 

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新聞からの広告出稿の勧誘

もうかれこれ10年程前の話になりますが、私が起業して3ヶ月後位に有名新聞社から広告を出稿しないかという電話が来ました。
その当時の集客方法は、WEBサイトと口コミというほぼ今と変わらないスタイルでした。

突然大手の有名新聞社を名乗った男性からの電話で、「当新聞社の購読層は富裕層の方が多いです。」と言う謳い文句でした。
本来の広告枠が空いてしまったので、スポットで翌日の新聞広告に載せるという内容でした。

広告枠の場所も記事下を4分割した1つと言うことで、広告イメージも作ってもらえ、さらに広告価格も数万円と通常より相当安くするという内容でした。

起業したのが地方なので、地方の新聞の方が多く読まれているのは分かっていましたが、「富裕層が購読層」と言う言葉に釣られて即決してしまいました。

広告イメージをFAXで送ってもらい、チェックしてOKを出してどれ位反応が興味もあったので翌日は通常よりも早く事務所に向かい机の前で待機していました。

 

新聞広告を出した当日の反応

新聞広告の反応を楽しみに事務所で待機しながら、費用対効果として「1件当たり5,000円位なったらいいな」とか妄想しながら電話が鳴るのを待っていました。
新聞広告を出した結果、午前中に1件、午後に2件の問い合わせのみ。

そして、売上につながったのが1件で金額も5,000円程と散々な結果に。
ひょっとしたら、新聞広告を出した翌日以降に電話が掛かってくるかもしれないと淡い希望を持っていましたが、その後1件も電話が鳴ることはありませんでした。

新聞の折込チラシなら、そのまま手元に置いているかもしれませんが、読んだ新聞の広告でよっぽどその日に気になる内容でないと再度広告を見てもらえないでしょう。

 

結果からの反省

今ならもっとインターネットを活用した広告を出した方が結果が出るのでしょうが、その当時はそんな事を考えていませんでした。

WEBサイトの検索表示で狙ったキーワードで1~3位の間に表示されていたので、他の集客チャネルをと目論んでみましたが、この有名新聞の購読者層と自分の事業が合致していなかった結果でしょう。

いや、やり方次第では違う可能性もあります。
失敗したからこそ、それを教訓に出来たので大赤字とは言えないかもしれません。
スポット的に新聞に広告を出したのが間違いかもしれない。

広告を出す曜日が間違っていたのかもしれない。
そもそも地方新聞の方がニーズに合致していたのかもしれない。
などなど。

 

まとめ

自分が起業した事業と広告媒体が合致していなければ、リターンは見込めないし掛けるお金の無駄になってしまいます。

起業して失敗をしながら学んで行く事の方が多いのですが、まず、この失敗で美味しい話ほど時間を掛けて考え即決しない事を学びました(笑)

あくまでも自分の事業での失敗の話であり、新聞広告自体が意味が無いという事ではありません。
広告の出稿の仕方によっては、十分な費用対効果が見込める広告媒体です。

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